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【将棋超初心者講座①】駒の動かし方を覚えたら、次に覚えるべきこと【居飛車・振り飛車とは】

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こんにちは!のりを (@NORIWO_or_DIE)です。

 

今回は「将棋超初心者講座」と題しまして、将棋の基礎中の基礎のお話について何回かに分けてまとめてみようと思います。今回はその第1弾となります。

 

そんな講座を勝手に繰り広げる私の棋力ですが、将棋ウォーズ4級という、わかる人にはわかる、全然大したことない実力です。笑

 

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(※7/19現在)

 

ただ、そんな私が書くことで、将棋覚えたての方の目線に立ってお伝えできるかと思い、少し書いてみることにしました。

 

この講座は、以下の方を対象としています。

将棋の駒の動かし方は覚えたけど、その後何をすればいいのかわからん…

将棋で一度も勝てた試しがない…

基礎基本からもう一度見直したい

 

そして、以下のような状態になることを目標とします。

将棋ウォーズ5級レベルになること

ぴよ将棋LV10ピヨ太に待った無しで勝てるようになること

 

基礎基本の最低限のことをまとめますので、あとは努力次第でどこまででも強くなることができると思います!

それでは、早速始めましょう!

 

 

 

駒の動かし方を覚えた!でも、対局で何をどう指せばいいかサッパリわからない…

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将棋の駒の動かし方はわかるけど、指し方が…と言う方は大変多いと思います。

それでは、動かし方を覚えたら次に覚えることは何なのか。

いろいろありますが、まずは「居飛車」「振り飛車」という概念から覚えましょう

 

本日のテーマ:「居飛車」「振り飛車」という概念を覚えよう!

「居飛車」「振り飛車」とは?

「居飛車」とは、その名の通り「飛車」が元ある位置に「居る」状態で攻めていく戦法です。

 

「振り飛車」とは、「飛車」を元ある位置から「振って」攻めていく戦法です。

 

居飛車の例

 

 

振り飛車の例(※図は「四間飛車」)

 

「飛車」の位置に注目してください。 

「居飛車」の場合は2筋(※縦の列を「筋」と呼びます)に飛車があるのに対し、

 「振り飛車(四間飛車)」の場合は6筋に飛車があることが見ていただけるかと思います。

 

このように、飛車を2筋から攻めていくことを「居飛車」。

それ以外の筋に飛車を振って攻めていくことを「振り飛車」と言います。

 

全ての棋士は、この「居飛車」「振り飛車」に分かれ、それぞれ党という字をつけて「居飛車党」「振り飛車党」と言ったりします。

 

なので、駒の動かし方を覚えたら、まずは居飛車か振り飛車どちらの戦法でいくのか決めましょう

 

「居飛車」「振り飛車」の大まかな特徴

居飛車の特徴 

・比較的、定跡(最善とされる決まった手順)が多い。

・プロ棋士では居飛車党が比較的多い。

・ガチガチな将棋になることが多い(「覚えていないとやられる」という場面が多い)。

→居飛車は一言で言うと「覚えることが多い」戦法という印象があります。

 

振り飛車の特徴

・比較的、自由に指せることが多い。

・プロ棋士では、居飛車より少ないが、若手棋士ほど振り飛車党が多い印象。

・ダイナミックな将棋になることが多い。

→振り飛車は「捌き(守りながら攻める)」の感覚が重要と言われています。

 

個人の好みは様々だと思いますが、正直居飛車は覚えることがとても多い(もちろん振り飛車もたくさんあるのですが)と感じるので、どちらか迷う方は振り飛車から始めてみることをオススメいたします。

僕も振り飛車党です!(←これが言いたいだけ)

 

 

 

「居飛車」「振り飛車」どうやって指すの?〜基本の数手を覚えよう〜

居飛車の場合

居飛車の場合は、飛車の位置そのままに攻めていくことが基本となります。

※先手の場合 (将棋では先手を「▲」、後手を「△」と表します)

 

まずは、▲2六歩と突くのが基本となります。

(厳密に言い始めたら他にもたくさんあるのですが、ここを突くことは「居飛車宣言!」というようなイメージで一般的です。)

 

ここからは本当に色々と分かれてくるのですが、

今回は「棒銀」という戦法をイメージ図で紹介いたします。

 

棒銀のイメージ図

 こんな場面、絶対にありえないのですが(笑)

イメージだけでも是非覚えていただきたいです。

 

ここから、先手が「▲2四歩」とすると、

△2四同歩

 

 ▲2四同銀

 

 △2二歩

 

 ▲2三歩△2三同歩▲2三同銀成

 

あまりにも極端な例を出したので(笑)、

実際はここまで上手くいくことはほぼありませんが、

攻める時の方針としてぜひ覚えておきましょう!

「棒銀」はプロの対局でも度々使われる戦法で、もちろん振り飛車でも使えます。 

 

 振り飛車の場合

 振り飛車の最初に目指したい形(四間飛車の場合)

 四間飛車の場合、上のような形をまず目指すことをオススメします。

(ちなみに、「四間」とは、左から4番目を意味しています。この他にも「三間飛車」「中飛車」「右四間飛車」など様々あります。)

 

手順については、相手の手順によって様々変わりますが、まずはこの手順を覚えておきましょう。

 

▲7六歩▲6六歩▲6八飛

 

ただ、ここでぜひ覚えておいていただきたい点が一点あります。

 

相手が居飛車だった場合、△8四歩とくる場合が考えられますが、△8五歩と来た場合、必ず▲7七角を指すことだけは忘れないようにしてください! 

 

 

 もし、これを抑えておかないと、数手でほぼ負けが確定してしまうほどやられてしまいます…。

 

もしやらなかった場合

 

△3七歩成を止められないことがわかります。

その後は、角が取られてボコボコに…これを止めることはほぼ不可能です。

なので、この点だけは最初に抑えておいてください。

 

まとめ  次は「囲い」について覚えよう!

本日はここまでとなります。

なんとなくの方針が少しだけ掴めましたでしょうか。

 

すべてを書こうとするとあまりにも膨大な量になってしまうので、まずは上記を抑えていただいた上で、実戦で詳細なパターンは本などで把握されることと良いかと思います。

 

書籍を参考にする場合は「こども向け教材」の方がわかりやすくておすすめです!(というか、上級者向けの書籍は読み切るまでにめちゃくちゃ時間がかかるので、僕の場合途中で心折れてしまいました…笑)

 

書店で買うのが恥ずかしい場合はネットがあるので、便利な世の中ですよね…。

ちなみに、実際に購入して参考にした書籍はこちら。

 

 

羽生先生にハズレ無しです!笑

本日は、「攻め」についてでしたが、次は「囲い」について書いてみようと思います。

それでは、また!